みなさんこんにちは、第一合成株式会社のshobuです!本記事では、当社で製造しているパーソナルホワイトボード・WIPEの耐久テストについてご紹介いたします。WIPEは「いつでもどんなときでも使ってもらいたい」ホワイトボードです。テレワークはもちろん、超軽量なので外出時の持ち運びも簡単です。そんな常に誰かの手元にあるアイテムだからこそ、いつでも清潔に使いたいものです。外装カバーが汚れたらクリーニングはどうすればいいのか?ホワイトボードはアルコールティッシュで拭いても問題ないのか?気になるところです...。そこで今回は「WIPEの耐久テスト第1弾」として、「実際にアルコールティッシュで徹底的に拭いたらどうなるか?」を実施した結果をご報告いたします!<検証ポイント>今回の試験ではアルコールタイプのウェットティッシュを使用します。アルコールはとても身近なものであるにも関わらず、実はとても刺激が強く、多くの商品の品質に悪影響を及ぼすためです。WIPEにとっては以下のような悪影響が想定されます。プリントされたロゴのインクに影響し…・ロゴが滲む・ロゴがかすれる・インクが溶けて色移りするホワイトボードシートの接着面に浸透し…・最も弱いシートの角がめくれる・接着剤が溶けだしてベタつく・スキマができて繊維等が挟まるそのため、特に「外装カバーにプリントされた『ロゴ』や、本体に貼られた『ホワイトボードシートの角』がテストの重要なチェックポイント」になります。<試験方法>アルコールタイプのウェットティッシュを用意します。しっかり影響を確認したいので、100枚以上入った新品を1袋ドンッと購入。開封すると開けたての新鮮なアルコール臭を感じます。試験のやり方はシンプルです。アルコールティッシュ100枚でWIPEを徹底的に、とにかく拭きまくります!!裏と表の外装カバー部分はもちろん、カバーをめくったホワイトボード面もカドまでまんべんなく拭きます。大事なロゴプリント部分も容赦しませんよ!アルコールティッシュ1枚で全体を拭いたら1カウントです。基本的には10枚単位で写真を撮り、細かく様子を見ていきます。<1回目の様子>そしてこちらが1回目の様子です。ロゴプリントの滲み ➔ なしホワイトボードシートのはがれ ➔ なしカバーの変色やシワ ➔ なしこんな感じで状態を確認しつつ、耐久テストを繰り返していきます。ではどんどん参りましょう!<試験結果>さて、まずは10枚拭いてみました。ロゴプリント、シート、カバー全て異常なし!カバーが少し白っぽくなったりする懸念がありましたが、問題なさそうです。何か起こるとしたらまず最初が重要なので、第一関門は突破です。20枚目が終わりました。ホワイトボードの端っこもゴシゴシやっているので、ちょっと剥がれてきたり繊維が引っかかったりするのかと思いきや、どちらも確認できず。カバーとロゴプリントも変化なし!30枚目です、だんだん手が冷たくなってきました…。ヘビーユーザーの方だと1日でこれくらい使うこともあるのかな?という枚数ですが、連続での利用は想定し難い枚数です。肝心のWIPEですが、まったく変化なしです!余談ですが、こういった写真を撮る際にも、WIPEの自立機能が活躍してくれてます。あまりにも変化がないのでここからはスキップ、一気に50枚目を見てみましょう!ようやく折り返し地点ですね。私の手の常在菌は変化したかもしれませんが、WIPEは全然変わりません。4枚目の写真(右下)ではボード面に写り込みが確認でき、むしろ最初よりキレイになった気がします!70枚目です、アルコール臭で少し酔ってきたので実験室の窓を開けました!実はこの試験の前に液体汚染試験でコーヒーとコーラを派手にこぼしていました。充満した匂いが吹き飛んでちょうどよかったです。さて肝心のWIPEですが、数字以外に変化がなさ過ぎて、絵づらが心配になってきました…。とうとう90枚目です、毎日拭いても約3ヵ月分ですね。まったく変化なしです。製造している自分でもビックリするくらい何も起こりません。むしろ後半に入ると、ウェットティッシュのアルコール溶剤がたっぷり。なかなか速乾せず、手で仰ぐのも一苦労です…。100枚目!ついに目標の100枚に到達しました!ロゴプリントは滲みもなく、頼もしくWIPEであることを主張しています。ホワイトボードシートの最も弱いとされる角部分も、少しも剥がれず、ベタつきも繊維のはさまりもなし。カバー表面はしわ/変色/変質(粉を吹いたような感じなど)も一切なしです。手はふやけてシワシワですが、WIPEは最後まで無事に耐えてくれました。みなさん安心してください。WIPEは100回拭いても(しかもアルコールで)大丈夫ですよ!<結論>WIPEはアルコールティッシュのワイプにも強かった!今回の試験ではアルコールタイプのウェットティッシュを使用しましたが、それは「アルコールがWIPEの品質に悪影響を及ぼしてしまわないか」を確認するためでした。結果として、当初の予測を上回る製品強度を明らかにすることができ、今回の試験は成功したと言えるのではないでしょうか。今後もまだまだ試験は実施する予定ですが、試験内容はみなさんの声からも取り上げていきたいと思いますのでお楽しみに!最後まで読んでいただきありがとうございました!